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シンガポールで海外旅行保険を使って3回キャッシュレス診療を受けた話。治療を受ける時に必要なもの

今年は5〜6月と1ヶ月半かけて、タイ・シンガポール・マレーシアを回ったのですが、海外で初めてクリニックにかかりました。海外旅行保険を初めて使います。

症状は虫刺されによる湿疹です。広範囲に渡って出てしまいました。かれこれ発症してから2〜3週間くらい症状が続いてたと思います。

そして日本から持ってきた塗り薬を塗ってもなかなか治らなかったので、病院にかかることにしました。

  • 海外旅行保険を使った治療を受けた場合、どんな流れで進んでいくのか
  • 私がシンガポールのクリニックを選ぶ時に重視したこと
  • 保険適用のために必要なこと
  • 日本出国前に準備しておいた方がいいこと

この4点について、書いていきたいと思います。

(ちなみに今は湿疹がなくなり、回復しています^^でも湿疹の跡が少し残ってしまっているので、完全に皮膚が元どおりになるまでは時間がかかりそうです^^;)

 

そもそも何がきっかけで湿疹が出たのか

私が今回湿疹が出始めたのは左腕の二の腕から始まりました。

はじまりました、と書きましたが、、この後右腕にも湿疹が広がっていきます。

湿疹が出たきっかけについてですが、、正しくはわかってないです(泣)

虫に刺され痕の周りから湿疹が出始めたので、たぶん虫刺されによるアレルギー反応なのでは、という診断をされています。

自然が多い場所に泊まったり観光したりはしたので、よほど抗体がない虫に刺されたのかなあ。あと考えられるのはダニに刺されたか。

ですが湿疹を見ただけでは、どの虫に刺されたかは断定できないようです。(心配で万が一のために血液検査をしておこうと思い、帰国してから改めて大学病院に行きましたが、同じことを言われました。ちなみに血液検査は問題なかったので、一安心。)

でも今まで東南アジアには何回か行っていましたが、こんなに湿疹が出たのは初めてでかなりびっくりしました。

しかも湿疹がどんどん広がっていくし、赤くなっていくしで、、かなり不安になっていました。

現地の虫除けも塗っていたのに、防ぎきれてなかったんだと思います。あと今回長旅だったので、免疫力が落ちてたのかもしれません。

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険を使いました

いつもは海外旅行保険に申し込んで行くのですが、今回はクレジットカード付帯の海外旅行保険を使いました。

保険会社の方には本当にお世話になりました・・・!24時間対応で、クリニックの診察確認も迅速に行っていただけて感謝しかないです。

もしかしたら保険会社によって対応が違うかもしれませんが、参考までに一連の流れを書いていきたいと思います。

①病院にかかりたいと思った時は、まず保険会社に連絡

病院にかかる必要が出てきた場合、まずは保険会社に電話します。

24時間の緊急アシストサービスの対応があるはずなので、自分がいる国に対応した番号へ電話しました。

もし初めて保険を使う場合、以下の内容を聞かれます。

  • 名前
  • クレジットカード番号
  • どんな症状が出ているか
  • いつから症状が出ているか
  • その症状は出国してから発症したものか
  • 希望の病院はあるか
  • 治療に必要なものの説明

もし希望の病院がない場合は、近くの病院を探してもらうこともできます。日本語が通じる病院がいいなど、希望があったらこの時に伝えます。

キャッシュレス診療希望かも聞かれました。帰国してから請求するのは避けたかったので、キャッシュレス診療を希望。私の場合は事前に受けたいクリニックを調べてから電話したので、希望のクリニックを伝えました。

私の時は一回クリニックに診察可能かどうか、確認して折り返しますと言われました。確かクリニックが時間外だったこともあって、折り返しがきたのが1〜2時間後だったかと思います。

無事診察を受けられるという返事をいただけたので、当日中にクリニックに向かいました。

 

②診察にはパスポートが必須(できれば出国スタンプ有)

私が希望したのはシンガポールの日系クリニックです。日本語が話せるドクターやスタッフさんがいるクリニックにしてもらいました。

クリニックにつくと、まず受付に保険会社を通じて診察を受けたい旨を伝えます。保険会社からの連絡がきているので、すぐ対応してもらえました。

まず以下の書類を記入します。

  • 問診票(日本語)
  • 海外旅行保険の同意書(クリニック側が保険料を請求しますという旨の同意書)

あとはパスポートのコピーをとってもらいます。この時、出国スタンプがあると手続きがスムーズです。

私の場合は今回自動化ゲートを通っていて出国スタンプを押してもらっておらず、、本当であれば出国スタンプが必要のようですが、その時はEチケットと搭乗券があれば大丈夫でした。

あとは保険の証明書もほしいと言われましたがもっておらず、、。でも、持ってないこと伝えたら大丈夫でした。でも出国スタンプがない場合、Eチケットと搭乗券は持ってないと厳しそうです。

 

③診察を受けて、薬を処方いただいて終了

その後は診察の順番が回ってくるまで待ち、診察を受けます。

診察が終わったら、薬を処方いただき、キャッシュレスなのでお金は支払わずに終了です。その後、特に保険会社への連絡は不要でした。

 

海外での病院選びで重視した方がいいと思ったこと

私が実際に海外で診察を受けてみて、重視した方がいいなと思ったことがあります。

  • 日本人のドクターや日本語が話せるスタッフ(看護師)がいること
  • 自分が受けたい診療科の専門医がいること
  • 日本人の口コミ

 

実はシンガポールで3回キャッシュレスで診療を受けましたが、クリニックは2箇所行きました。

というのも、一箇所目に行ったクリニックで処方された薬が効かず、、治り遅いし、治らないどころかどんどんひどくなっていきました。

もうすぐ日本に帰国間近だったのですが、右腕にまで湿疹が広がってしまい、さすがに怖くなってきて、他のクリニックに行った感じです。

一箇所目に行ったクリニックは日本人ではないものの、日本語が話せるドクター。でも皮膚科の専門医ではなかったんです。でも距離が比較的近いということもあって、そのクリニックを選びました。もちろん私のクリニックの選び方が悪かったです。

日本のドクター選びと同じで、海外でも受けたい診療科の専門医がいる病院やクリニックじゃないとだめだなあ、、と学びました。

それで帰国の2日前に行ったクリニックは、日本人の皮膚科の女医さんがいるクリニック。違う薬を処方してもらったところ、1〜2日で湿疹の腫れがだいぶ引いてきました。帰国前に行って本当によかった><

でも一箇所目のクリニックで薬を処方されてから、「治らないな〜」と思いながら1週間も同じ薬塗ってたのもよくなかったです。2〜3日様子見て薬が合うかどうか、判断するものだそうで。。うーん、反省。

そしてあとはやっぱり、日本人のドクターが安心です。今回シンガポールで治療を受けれたのが不幸中の幸いだったと思います。もし日本人ドクターがなかなかいない地域でも、日本語通訳してもらえるクリニックだと安心ですよね。

 

日本を出国する前に準備したほうがいいこと

①万が一の時のために、保険会社の連絡先を確認する

何か病気を発症したり、怪我をした時、パニックになってしまうことがあると思います。

そういった時のために、出国前に保険会社の連絡先を確認したり、どういった流れで手続きが進むのか、必要なものは何かを確認するのがおすすめです。

私の場合は、クレジット自動付帯の海外旅行保険で行くのが初めてだったので、事前に保険会社に確認してから出国しました。

保険会社に確認するまでは、「病院にかかる前に保険会社に連絡」ということを知らなかったので、事前に聞いておいて良かったなあと思います。

②パスポートに出国スタンプを押してもらう

自動化ゲートを使って出国する人に限った話になってしまいますが、自動化ゲートであっても、出国スタンプは押しておいてもらった方がいいです。

キャッシュレス診療を受ける際には一番の出国証明になりますし、キャッシュレス診療を受ける時の手続きの時、パスポート一冊で手続きができるので楽だと思います。

「だったら普通にイミグレ通ればいいのでは、、?」と思われるかもしれませんが、自動化ゲートはやっぱり並ばずに通れて早いですし、帰国時のイミグレもスムーズです。

出国のスタンプは、自動化ゲート通過後に隣にある窓口ですぐ押してもらえます。

出国スタンプを押してなかった結果、もう一回保険会社に問い合わせたりと手続きに時間もかかってしまったので、次からは自動化ゲートを通っても出国スタンプを押してもらうようにしようと思いました。

 

海外滞在時も健康に過ごすことが大切

今回の旅で、「ちゃんと健康に気をつけながら過ごそう」と思いました。いや、私の湿疹だと別のことも気をつけないといけないかもしれませんが。。

怪我とか防ぎきれない部分もあるかもしれませんが、せっかくの海外、病院にかかりっきりだとせっかくのスケジュールも台無しになってしまいます。。

特に東南アジアとかだと、日本とは違った気候で慣れるまでは体調も崩しやすいです。

海外にいると栄養は偏りがちになってしまいますが、できるだけバランスよく、睡眠もちゃんととって、虫除け対策もしっかりして(汗)、元気な状態で帰国できるようにしようと思います。

海外に行くたびに、いろんな意味で勉強になります_:(´ཀ`」 ∠):

…と、色々と海外旅行保険についてお話しましたが、少しでもご参考いただけると嬉しいです^^